5つの思考力
1 目の運動思考力
Eye Movement Thinking
素早く正確に情報を見る力を学びます
目を「正しくスムーズに」動かす技術は基本中の基本ですが、そのレベルには個人差があり、自分の意図しているところへ正確に視線を運べない子どももたくさんいます。柔軟に学んでいくためには必要不可欠な技術です。
2 視覚思考力
Visual Thinking
正しく見る力を養います
「正しくモノを見る」ことには、目に入った光の情報に意味のある判断を下すためのプロセスが含まれます。モノの形、大きさ、向き、自分との位置関係などを正しく認識する力を体験の中から学んでいく必要があります。
3 聴覚思考力
Auditory Thinking
正しく聴く力を養います
聴くことは、話すこと書くこと全般に深く関わります。目からの情報と耳からの情報は脳の中でリンクしていますから、視覚と聴覚両方の統合力があってこそ新しい情報を正確に理解することが可能となるのです。
4 論理的思考力
Logical Thinking
筋道を立てて考える力を養います
論理的思考とは「筋道を立てて考えて結論を出すこと」です。分析、比較、関係づけなどの概念的思考を意味します。異なる視点に立って考えることで、未知の問題に直面した場合でも、柔軟に対処できるようになります。
5 手の思考力
Hand Thinking
手の感覚とその動きを学びます
「視覚-運動統合力」これは視覚とからだの各パーツの動きとの統合力で、中でも目と手の協調性は重要です。目で見て手で書(描)く時、視覚で判断したモノを、手からの感覚で補強しながら書いているのです