発達ヒエラルキー
図のような発達の順序を守る事は非常に大切です。
からだの運動パターンの発達がいかに「言語」や「思考」「概念化」といった、いわば学校での勉強の基礎になるかがこの図からわかります。
つまり勉強の苦手な子どもに、勉強だけを強いるのではなく、「目の学校」のプログラムをプラスすることによって結果「勉強ができる」という方向にシフトする事が可能となります。
脳のじょうずな使い方
すべての子どもは大きな可能性を持ってこの世に生まれてきます。
しかし、自由にのびのびと知識を吸収できるために、さまざまな感覚を通じて自分に入ってくる情報を効率よく消化できる、脳のじょうずな使い方を学ぶ必要があるのです。
育てられた環境やその他の理由により、まったく健全なからだでも、目、耳、手、そして脳を 有効に使う技術に乏しく、それが原因で十二分に本当の能力を発揮できていない子どもがいます。
「何もしなくても、子どもはそんなこと自然にできるようになっていくものだ」という考えは正しくありません。
意味のある体験
できれば子どもにはたくさんの「意味ある体験」をしてほしいのです。
「意味ある体験」とは、それを通じて自分を知り、新しい「知恵」を身につけることができる体験。
本来は、親、兄弟、友人、教師とのかかわり、課外活動、遊びなどによってもそういった体験は可能でもあります。
しかし近年は遊べる場所の減少、遊び道具の変化、子どもの数の減少、学校教育の変化などにより、こういった体験が満足にできない状況になってきています。
まずは目
読んだり、書いたり、計算したりのすべてが、文字、数字、記号などを見極めることから始まるように、学校で子どもたちが関わる作業の多くが、まずは目の働きに依存しています。 目は学びが発生する第一の道具であると言っても過言ではありません。
しかし、例え視力がよくても「ちゃんと見えていない」目があるのです。
あるいは耳、また手や指先をじょうずに使うことも苦手な子がいます。
耳や手からの感覚は視覚と結びつき、それぞれがフィードバックしながら子どもの思考力に影響を与えます。
正しく「見て」柔軟に「思考する」
「目の学校コース」は、国語や算数などの教科指導をおこなう塾ではありません。
6人1クラスの少人数指導により、子どもにとって機会の少なくなった目、耳、手、そして脳を駆使する「意味ある体験」を提供し、子どもが正しく「見て」柔軟に「思考する」土台作りをする教室です。
ビジョントレーニング
アメリカのオプトメトリストによるビジョントレーニングの手法により、さまざまなツールを使いながらトレーニングを繰り返していくうちに、子どもは考えること、創造することの楽しみを知っていきます。
情報を鵜呑みにするのではなく、見たモノ聞いたモノを正確に理解する力、多角的に見る力、分析する力を身につけ、まったく新しい発想を生む土台をも作っていくのです。
「目の学校コース」は次の5つの「思考力」を軸に、楽しく子どもたちを指導していきます。