人間力を育む学び
知識以上に見識、胆識を!
夏休み真っ盛りの8月、皆様いかがお過ごしでしょうか。
学校の中では学べない様々な学びのチャンスが夏休みには凝縮されていると思います。
机に向かって知識の量を増やすことだけが勉強ではありませんから、大いに夏休みを利用して、生きていく上で価値の高い勉強や体験をして欲しいと願います。
情報化社会と言われている昨今ですが、現代の一日に流れる情報量は、江戸時代の一年分に匹敵すると言われています。
学校で教わる学びも情報の一つと言えます。
その様な多量な情報の中から必要な情報を選択する力を「見識」と言います。
見識を育むことは知識以上に大切だと理解できます。
最近は、中学・高校・大学受験の問題も知識の多さではなく、知識をどの様に活用出来るかという出題方法に変わってきています。
そして、その「見識」を持ってして次の行動に移す勇気、やり続けていく心の力を「胆識」というそうです。
この様に、知識以上に大切な「見識力」や「胆識力」を身につけさせたいと願う親でなければ、子どもに対してそのアプローチを行うこともないと思われます。
当然、子ども自身に選択する力はないので、親の意識次第で子どもの人生が大きく影響を受けていくのでしょう。
ベストセラーとして知られている書籍「7つの習慣」を授業スタイルで学ぶプログラムが開発され、子どもから大人まで様々な年代を対象としています。
その学びこそが将に見識力や胆識力を育み、人間力を育てます。
より良い人生を送るために必要な「7つの習慣」を会員様自らの習慣にすることが出来るよう、私自身も日々精進して参りたいと思います。
代表 喜納 康光
(8月1日 会員向け月刊新聞「ヒカリっ子」第174号より一部抜粋)