右脳は左脳の十万倍の処理能力を有す
0歳~12歳が右脳開発の旬の時
令和五年四月、いよいよ新年度がスタート致しました。
学校や職場でも昨年と異なった新たな取り組みなどが展開されていくのだとご推察致します。
そして、その先に各々の成長があるのだと思います。
ヒカリ教室の生徒達もまた新たなステージでの学びを通して、
更に大きく成長していく一年にして参りたいと願っております。
乳幼児の脳は大人の脳と違って、今ものすごい勢いで成長しております。
大人の一ヶ月分が子どもにとっては1年分あるいは2年分に相当する価値があるようです。
忙しいからという理由でお子様の脳の発達に関する取り組みを一ヶ月放っておくと、
子どもにとっては一年分や二年分の損失ということになりかねません。
ご家庭での取り組みも親子で日々楽しんで進めていって頂きたいと願っております。
ご存じのように、人間の脳は右脳と左脳の二つに分かれていて、それぞれが異なった役割をすることが知られています。
ざっくり簡単に言えば、右脳はイメージや感性やひらめきや直感などを司り、
左脳は言語や計算や論理的思考を司ります。
生まれたばかりの赤ちゃんの右脳は既に働いていますが、左脳は二歳くらいから徐々に働き始めます。
生後一年後に、右脳と左脳の間にある脳梁(のうりょう)という神経細胞が生え始め、
全て生えそろうまでに四年間かかります。
なので、五歳になるまでは右脳優位で生活しているのが、幼児の脳です。
その期間に右脳を上手に使えるようにしてあげると、その後の人生に大きな益をもたらします。
実際、右脳は1秒間に、左脳の10万倍の情報を処理する能力があるともいわれます。
そのような右脳を育てるのは、0歳から12歳までが最適とされているので、
今期もまたお子様の将来の為に共に励んで参りましょう。
代表 喜納 康光
(4月1日 会員向け月刊新聞「ヒカリっ子」第182号より一部抜粋)